丸善のおすすめ度
「八月ジャーナリズム」と戦後日本~戦争の記憶はどう作られてきたのか~(日本大学法学部叢書 第43巻)
米倉 律
著
発行年月 |
2021年07月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
284p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
---|
|
|
ISBN |
9784763409751 |
---|
|
商品コード |
1033444811 |
---|
NDC分類 |
699.64 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2021年08月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033444811 |
---|
著者紹介
米倉 律(著者):米倉 律(よねくら・りつ)
1968年愛媛県生まれ。日本大学法学部教授。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、NHK広島放送局、報道局ディレクター、NHK放送文化研究所主任研究員、日本大学法学部准教授などを経て、2019年から現職。専門は、映像ジャーナリズム論、メディア史。
著書に『新放送論』(共編著、学文社)、『ローカルテレビの60年』(共編著、森話社)、『メディアの地域貢献』(共著、一藝社)など。
内容
日本人の戦争記憶を形成した“夏のテレビの戦争特番”
「八月ジャーナリズム」は何を伝え、何を伝えなかったのか
もはや風物詩と揶揄される向きもある、毎年八月の戦争特番。
戦後日本の戦争観や歴史認識を反映し、同時にそれらの形成にも影響を及ぼしてきた「八月ジャーナリズム」の歴史的展開とその功罪を検証し、今後の可能性と課題、展望を示す。
交錯する「被害」と「加害」――戦後日本の自意識を探る。
「八月ジャーナリズム」には、混迷する歴史認識問題を生み出す一端を担ってきた責任と、逆にその解決策を見出していくうえでの責任という、二つの重い責任があるのではないだろうか。(「序章」より)