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灯火とともに闇のなかを~二つの世界大戦にみる英米の良心的兵役拒否者~
西村 裕美
著
発行年月 |
2022年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
195p,4p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/現代政治・行政学 |
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ISBN |
9784763420060 |
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商品コード |
1034457593 |
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NDC分類 |
393.25 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034457593 |
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著者紹介
西村 裕美(著者):元立教大学コミュニティ福祉学部教授。英米近代キリスト教思想史。一九四七年金沢市生まれ。一九九六年同志社大学大学院神学研究科博士後期課程修了。神学博士。
著書『小羊の戦い──17世紀クェイカー運動の宗教思想』(未来社、一九九八年)、『福祉ボランティア論』(共著、有斐閣、二〇〇七年)、『複合国家イギリスの宗教と社会──ブリテン国家の創出』(共著、ミネルヴァ書房、二〇一二年)。
訳書 徐俊植著『韓国人権運動の証言』(共編訳、明石書店、二〇〇一年)、チャン・ピルファ他著『韓国フェミニズムの潮流』(編訳、明石書店、二〇〇六年)。
内容
戦争と兵役を拒否した人びと
彼らが歩んだ苦難の道とは──
20世紀の二つの世界大戦時、英国と米国で「正義の戦争」が支持されるなか、平和の構築に寄与するという信条にもとづき、戦争を拒否した良心的兵役拒否者たちがいた。クェイカーのパシフィズム(平和主義)を軸とした良心的兵役拒否者の抵抗と、権利獲得までの戦いとは。兵役拒否を実行した人びとや、彼らを支援した人びとの困難を日本の事例も含め多様に描き出し、その毅然とした姿に迫る。
「殺すなかれ」の実践と、「戦争に与しない権利」が確立されるまで