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完全版アリス物語

ルイス・キャロル, 芥川 龍之介, 菊池 寛  著

澤西 祐典  他
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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2023年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 253p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784766135978
商品コード 1035813172
NDC分類 933.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年03月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035813172

著者紹介

ルイス・キャロル(著者):1832年生まれ、1898年没。イギリスの作家、詩人、数学者、論理学者、写真家。イングランド北西部チェシャー州で牧師の長男として生まれる。本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン。作家として活動する際にルイス・キャロルのペンネームを用いた。1865年刊行『不思議の国のアリス』のほか、『鏡の国のアリス』『スナーク狩り』『シルヴィーとブルーノ』など、数多くの作品を執筆。
芥川 龍之介(著者):1892年生まれ、1927年没。小説家。『羅生門』『藪の中』『河童』などの作品が広く知られている。『蜘蛛の糸』『杜子春』などの児童向けの短篇も執筆。英文科を出た芥川は、古今東西の文学作品を読み漁り自身の創作の糧とした。1927年7月24日、「ぼんやりした不安」という言葉を遺して服毒自殺し、社会に衝撃を与える。死の8年後、親友で文藝春秋社主の菊池寛が新人文学賞「芥川龍之介賞」(芥川賞)を設けた。
菊池 寛(著者):1888年生まれ、1948年没。小説家、劇作家、ジャーナリスト。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わる。戯曲『父帰る』が舞台化をきっかけに絶賛され、本作は菊池を代表する作品となった。その後、面白さと平易さを重視した新聞小説『真珠夫人』などが成功をおさめる一方、鋭いジャーナリスト感覚から「文藝春秋」を創刊。文芸家協会会長等を務め、文壇の大御所と呼ばれた。
澤西 祐典(他):1986年生まれ。小説家、研究者、龍谷大学国際学部講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。研究者としての専門は芥川龍之介。2011年、小説『フラミンゴの村』が第35回すばる文学賞受賞。ほか、『文字の消息』『雨とカラス』など。短篇「砂糖で満ちてゆく」の英語訳は、芥川龍之介や谷崎潤一郎らと並んでジェイ・ルービン編“The Penguin Book of Japanese Short Stories”(村上春樹序文)に採録されるなど、国際的にも評価されている。柴田元幸氏との共編訳に『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』がある。

内容

もし『不思議の国のアリス』を日本の文豪が翻訳したら?
そんな夢のような構想が現実となったのが、1927年刊行の『アリス物語』。
芥川龍之介と菊池寛による訳文は、アリスや不思議の国の登場人物たちがいきいきとユーモラスに描かれ、今なお色あせない魅力にあふれています。本書は、原書にあったいくつかの不足な点を補い、注釈や解説を付加して甦らせた『完全版 アリス物語』。アリスや芥川・菊池ファンの方はもちろん、『不思議の国のアリス』をはじめて読む方にもおすすめできる一冊です。

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