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プラトン理想国の現在
納富 信留
著
発行年月 |
2012年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,293p,5p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/古代哲学 |
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ISBN |
9784766419481 |
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商品コード |
1010778004 |
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NDC分類 |
131.3 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2012年08月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2012/09/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1010778004 |
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著者紹介
納富 信留(著者):慶應義塾大学文学部教授。
東京大学文学部哲学科卒、同大学院博士課程を経て、91-96年ケンブリッジ大学大学院古典学部に留学、Ph.D.を取得。慶應義塾大学教授。国際プラトン学会前会長。主な著作に、『ソフィストと哲学者の間』(名古屋大学出版会、2002年)、『ソフィストとは誰か?』(人文書院、2006年)でサントリー学芸賞受賞。
内容
「理想」とは何か? プラトン主著に挑む。
ユートピア論最大の著作『ポリテイア』は、
理想の国家建設を目指す近代日本の魂を揺さぶった。
やがて、全体主義のイデオロギーに利用されてゆく
運命を辿った問題作の核心に触れる、野心的な一冊。
「理性と欲望をめぐる冷徹な現実認識と、その背後にある
人間本性への信頼。楽観主義と悲観主義が交錯する
プラトンの「理想国」論を読むことは、私たち自身が
哲学のぎりぎりの営みを共有することなのである。
二一世紀の日本に生きる私たちは、果たしてプラトンの
挑戦に応えることができるのか。」
(第I部「現在の鏡としてのポリテイア」より)