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ヨーロッパの中世

神崎 忠昭  著

 絶版
       
価格 \2,970(税込)         

発行年月 2015年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,438p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史
ISBN 9784766422061
商品コード 1017768315
NDC分類 230.4
基本件名 西洋史-中世
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2015年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017768315

著者紹介

神崎 忠昭(著者):1957年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。慶應義塾大学文学部教授。専攻はヨーロッパ中世史。共著書に「地中海世界の旅人」など。

内容

近現代に結実する、豊穣なる中世 ―― 中世とは真に暗黒の時代だったのか。 「ローマ」「キリスト教」「世俗権」「都市」「国民」「科学」など、ヨーロッパの基底となるキーワードから読み解く。 ▼ヨーロッパ史を学び直したい人のために。 中世ヨーロッパは確かに暗黒の時代であった。しかし、近代において飛躍するヨーロッパを育んだ豊かな苗床の時代であったともいえる。 「ローマ」「キリスト教」「世俗権(王権・帝権)「都市」「国民」「科学」などのキーワードから中世ヨーロッパ史を読み解き、近代の「人間」の時代へと誘う。 ▼中世を読み解くための6つのキーワード 【ローマ】中世人は模範として仰ぎ見た。政治的にも文化的にも深い刻印を残したが、中世は古代ローマの繁栄を1000年以上も超えられなかった。 【キリスト教】中世人の心を絶対的な規範として律した。人々はそのメッセージを遵守し、理想に殉じたが、時に軽んじ、自らの利益を優先した。 【世俗権】君主個人の能力やカリスマに基づいたが、教会との闘争を経て宗教性を減じ、官僚制と軍を備えた近代国家へと脱皮した。 【都市】西欧の復活にともない、社会全体の成長のエンジンとなった。生活を向上させるだけでなく、新興階層を出現させ、新しい文化を生み出した。 【国民】帝国でもなく宗教でもない、ヨーロッパが生み出した新しい統合の絆である。現在に至るまで世界を支配している。 【科学】近現代におけるヨーロッパの繁栄の源泉となった。技術を手がかりに、理論を実験や観測と結びつけ、新しい合理的な世界観を生み出した。 ・・・そして【人間】へ・・・

目次

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