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日本会計史
友岡 賛
著
発行年月 |
2018年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
225p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/会計学 |
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ISBN |
9784766425468 |
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商品コード |
1028159153 |
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NDC分類 |
336.9 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2018年10月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028159153 |
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著者紹介
友岡 賛(著者):慶應義塾大学卒業。同大学教授。博士(慶應義塾大学)。著書に「会計学はこう考える」「会計士の誕生」など。
内容
古来日本国中に於て、 学者は必ず貧乏なり、 金持は必ず無学なり …故に学者の議論は高くして、口にはよく天下をも治ると云へども、一身の借金をば払うことを知らず。金持の金は沢山にして、或はこれを瓶に納て地に埋ることあれども、天下の経済を学て商売の法を遠大にすることを知らず。蓋し其由縁を尋るに、学者は自から高ぶりて以為らく、商売は士君子の業に非らずと、金持は自から賤しめて以為らく、商売に学問は不要なりとて、知る可きを知らず学ぶ可きを学ばずして、遂に此弊に陥りたるなり。何れも皆商売を軽蔑してこれを学問と思はざりし罪と云ふ可し。 (福澤諭吉(訳)『帳合之法』) ▼天下の事、会計より重きはなし ▼奈良時代の納税管理から江戸期・豪商たちが編み出した日本固有の帳合法を経て、明治期・西洋式複式簿記の受容、そして会計原則と監査制度をめぐる昭和期の挑戦と挫折…。経済と商業の変遷を背景に、会計制度・会計学の発展過程をたどった、初めての日本会計通史!