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空海『三教指帰』~桓武天皇への必死の諌言~(世界を読み解く一冊の本)

藤井 淳  著

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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2022年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 3p,211p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/仏教
ISBN 9784766425611
商品コード 1034361351
NDC分類 188.54
基本件名 三教指帰
個人件名 空海
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年05月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034361351

著者紹介

藤井 淳(著者):駒澤大学仏教学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。主著に『空海の思想的展開の研究』(トランスビュー、2008年)、編著に『最澄・空海将来『三教不斉論』の研究』(国書刊行会、2016年)、『古典解釈の東アジア的展開――宗教文献を中心として』(京都大学人文科学研究所、2017年)がある。プリンストン大学宗教研究所客員研究員、フンボルト・フェロー(ハイデルベルク大学)。

内容

▼空海が命を賭した書――。

官僚を目指していた空海が大学を辞め、二十四歳で著した『三教指帰』は、
儒教、道教、仏教を戯曲形式で比較し、仏教が最上であることを親族に説得する
「出家宣言の書」とこれまで理解されてきた。

本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、
『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。

稀代の専制君主・桓武天皇に対する憤りと
古来、天皇に仕えてきた祖先への誇り―。

両者に引き裂かれた若き空海が、命を賭して伝えようとしたのは何か?

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