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逸脱の文化史~近代の<女らしさ>と<男らしさ>~
小倉 孝誠
著
発行年月 |
2019年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
223p,18p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784766425925 |
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商品コード |
1029675732 |
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NDC分類 |
367.235 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年05月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/06/01 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029675732 |
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著者紹介
小倉 孝誠(著者):1956年生まれ。パリ・ソルボンヌ大学文学博士。慶應義塾大学文学部教授。専門は近代フランスの文学と文化史。著書に「写真家ナダール」「革命と反動の図像学」など。
内容
自由を求めて欲望のままに生きた「逸脱者」たち
独身、同性愛、フェティシズム、サド=マゾヒズム……
激動の近代、既存の枠組みに収まらない人々はどう生きたのか?
逸脱にはさまざまな形が存在する。規範があるから逸脱があり、規範がなければ逸脱も存在しない。逆に逸脱の多様性は、社会を規定する明示的、あるいは暗黙の規範を浮き彫りにする。近代フランスの社会は、男女の身体、情動、欲望をめぐってどのような規範を課し、逸脱はどのように表象されたのか? 小説、自伝、日記、医学書、性科学の啓蒙書などの言説をつうじて読み解いていく。