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遠藤周作 神に問いかけつづける旅

菅野 昭正, 加賀 乙彦, 持田 叙子, 富岡 幸一郎, 高橋 千劔破, 福田 耕介  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 157p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784766427080
商品コード 1032470954
NDC分類 910.268
個人件名 遠藤/周作
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年12月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032470954

著者紹介

菅野 昭正(著者):1930年生れ。東大仏文卒。東大名誉教授。日本フランス語フランス文学会名誉会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(やまなし文学賞)、『変容する文学のなかで』(全3巻)など。訳書にクロード・シモン『ファルサロスの戦い』、ミラン・クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など多数。
加賀 乙彦(著者):1929年生れ。東大医学部卒。日本ペンクラブ名誉会員、文藝家協会・日本近代文学館理事。カトリック作家。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』、『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。
持田 叙子(著者):1959年生れ。近代文学研究者。著書に、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、サントリー学芸賞)、『永井荷風の生活革命』(岩波書店)、『折口信夫 秘恋の道』(慶應義塾大学出版会)などがある。
富岡 幸一郎(著者):1957年生れ。文芸評論家、関東学院大学教授、鎌倉文学館館長。主な著書に『戦後文学のアルケオロジー』、『聖書をひらく』、『川端康成 魔界の文学』などがある。
高橋 千劔破(著者):1943年生れ。作家、文芸評論家。日本ペンクラブ副会長。主な著書に『歴史を動かした女たち』、『歴史を動かした男たち』、『名山の日本史』などがある。
福田 耕介(著者):1964年生れ。フランス文学研究者、上智大学教授。主な論文に「遠藤周作とフランソワ・モーリヤック テレーズ的主人公の救済」、「フランソワ・モーリヤック『火の河』における「火」と「水」の接合」などがある。

内容

人生の同伴者としてのイエス・キリストを見出そうとした遠藤周作。
小説の登場人物たちは、いまなにを語りかけてくるのか。

▼2021年、没後25年を迎える遠藤周作。
▼日本ではじめての本格的なカトリック世界を築き上げた作家を、世田谷文学館の連続講座を基にして解明する。

 遠藤周作没後25年を前に、世田谷文学館の「連続講座」で五人の講師と館長・菅野昭正が、「まだ生きつづけている作品」である「堀辰雄覚書」「神々と神と」『留学』『白い人・黄色い人』『海と毒薬』『沈黙』『侍』『死海のほとり』『狐狸庵閑話』『宿敵』『反逆』『決戦の時』『男の一生』『王の挽歌』『女』『女の一生』『わたしが・棄てた・女』を論じていく。

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