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格差と闘え~政府の役割を再検討する~
オリヴィエ・ブランシャール,
ダニ・ロドリック,
月谷 真紀
編
吉原 直毅
他
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
22p,318p,50p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784766428056 |
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商品コード |
1034302329 |
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NDC分類 |
333.04 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/05/07、日本経済新聞 2022/05/07、読売新聞 2022/12/25 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034302329 |
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著者紹介
オリヴィエ・ブランシャール(編者):1948年フランス生まれ。ピーターソン・インスティテュートのシニア・フェロー。エコノメトリック・ソサエティのフェロー。MITのロバート・ソロー経済学教授でもある。2015年までIMFのチーフ・エコノミスト。フランスで教育を受け、77年にMITでPh.D.取得。著作に『マクロ経済学 第2版』(東洋経済新報社)
ダニ・ロドリック(編者):1957年トルコ生まれ。ハーヴァード大学J・F・ケネディ行政学院教授。プリンストン大学でPh.D.を取得。著作に『グローバリゼーション・パラドクス』『エコノミクス・ルール』『貿易戦争の経済学』(いずれも白水社)
月谷 真紀(編者):翻訳者。訳書に、カプラン『大学なんか行っても意味はない?』(みすず書房)、ゲマワット『VUCA時代のグローバル戦略』、シュナイダー『ネクスト・シェア』(以上、東洋経済新報社)他多数。
吉原 直毅(他):マサチューセッツ大学アマースト校経済学部教授、一橋大学経済研究所特任教授。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。一橋大学大学院経済学研究所教授などを経て現職。専門は理論経済学。著書に『労働搾取の厚生理論序説』(岩波書店)、共著に『マルクスの使いみち』(太田出版)、編著に『されどマルクス』(日本評論社)などがある。
内容
▼サエズ、ズックマンなどピケティの共同研究者をはじめ、世界トップクラスの経済学者が格差論を論じあう。
▼格差をなくすための具体的思索から哲学・政治論まで幅広く議論する。
▼喫緊の課題である格差への問題意識を共有し、未来への提言を行う。
ピケティ『21世紀の資本』以降、格差をめぐって理想論や抽象的な正義の問題ではなく、具体的な対策が期待されるようになってきた。その役割として政府による政策の力が見直されるようになってきた。
世界トップレベルの経済学者を中心に、格差の現状、その弊害から具体的な政策論の意見を闘い合わせたシンポジウムの記録。