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絹の襷~富岡製糸場に受け継がれた情熱~

稲葉なおと  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2024年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 341p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/建築学/各地の建築、建築様式
ISBN 9784766429701
商品コード 1038497698
NDC分類 523.133
基本件名 工場建築
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年07月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2024/07/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038497698

著者紹介

稲葉なおと(著者):紀行作家、一級建築士。東京工業大学建築学科卒業後、建築家、建築プロデューサーとして実績を積んだのちに、世界の名建築ホテル旅行記『まだ見ぬホテルへ』で紀行作家としてデビュー。マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード(ワシントンDC)受賞。インド旅行記『遠い宮殿』でJTB 紀行文学大賞奨励賞受賞。その後もノンフィクション、小説、児童小説、写真集と活躍の場を広げ、国内外の名建築の知られざる物語や魅力を掘り起こす。ノンフィクション『夢のホテルのつくりかた』『匠たちの名旅館』、小説『ホシノカケラ』『0マイル』、児童小説『サクラの川とミライの道』(埼玉県推薦図書)、『ドクター・サンタの住宅研究所』、写真集『津山 美しい建築の街』など著書多数。永年に及ぶ建築文化の発展と啓発に関する貢献により、日本建築学会文化賞受賞。

内容

一五○年間紡ぎ続けた“志”

明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ世界遺産登録に
至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション!

建築が永遠に残り続けるためには――

・明治の富国強兵・殖産興業政策の先陣を切って、1872年の操業から2014年の世界遺産登録、そして今日まで150年あまりの間、誰がどのようにして富岡製糸場存続の襷をつなぎ、いくたびかの取り壊し案を退けながらこの産業・文化遺産を守ってきたのか。
 そして、いかにして世界遺産登録の座をかち得たのか?
・著者が取材を重ねるにつれ、歴史に埋もれながら、“郷土の誇り” の存続に尽力してきた人々の熱意の連環が徐々に明らかになる。
 そして薄絹のように透明な“ミッシング・リンク” が少しずつ、しかし確実に“現実”という色を伴ってつながっていく過程が焙り出されてゆく。
・世界遺産登録から10周年を迎えるいま、富岡製糸場の「語られざる秘話」の核心に迫る渾身のノンフィクション。
・詳細な年表を巻末に掲載。

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