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シャーロック・ホームズの建築

北原 尚彦  著

村山 隆司  イラスト
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,200(税込)         

発行年月 2022年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 221p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784767829777
商品コード 1034359715
NDC分類 930.268
基本件名 シャーロック・ホームズ
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年03月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034359715

著者紹介

北原 尚彦(著者):1962年生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、翻訳家、ホームズ研究家。
日本推理作家協会会員。日本古典SF研究会会長。小説『ジョン、全裸連盟へ行く』『ホームズ連盟の事件簿』など。
『シャーロック・ホームズの蒐集』で日本推理作家協会賞候補。
訳書キム・ニューマン『モリアーティ秘録(上・下)』など。
エッセイ『シャーロック・ホームズ秘宝の研究』など。
編書『シャーロック・ホームズの古典事件帖』で日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。
『シャーロック・ホームズ語辞典』で日本推理作家協会賞および本格ミステリ大賞候補となり、再び日本シャーロック・ホームズ賞を受賞。
ドラマ監修『ミス・シャーロック』など。最新刊『初歩からのシャーロック・ホームズ』。
村山 隆司(イラスト):1952 年京都府生まれ。1982 年工学院大学大学院建築学科修士課程修了。1996 年に村山隆司アトリエを設立。
日本建築家協会会員登録建築家、日本建築学会会員、東京建築東京建築士会会員ヘリテージマネージャー、伝統木構造の会会員理事、建築家住宅の会会員。
文化学院、東京YMCAデザイン研究所、工学院大学にて教職を歴任。
著作に『建築法令キーワード百科』(共著)彰国社、『NOSTALGIA BHUTAN』(共著)エクスナレッジ、
『建築環境設備ハンドブック』(共著)オーム社、『家の図鑑』(共著)エクスナレッジ、
『家具・インテリア・建築のデザイン基礎』(共著)彰国社、『手描きで映える[簡単]プレゼンスケッチ改訂版』、
『だれでもできる[超簡単]スケッチ&パース』、『だれでもできる[超簡単]建築パース改訂版』全てエクスナレッジ など。

内容

シャーロック・ホームズは英国の名探偵である。アーサー・コナン・ドイルの小説のキャラクターで、世界中で探偵の代名詞として知られている。探偵であるからには様々な事件を捜査するわけだが、果たしてその現場となった建物や作中に登場する建物は、具体的にはどのようなものだっただろうか、という疑問がわいてくる。そこで原作の描写や建築用語などを拾い上げ、それらを分析して、できる限り記述に則って「このようなものではなかったか」を考察してみよう――というのが本書の目的である。(「はじめに」より)

ホームズがとワトスンが暮らした「ベイカー街221B」
不気味な魔犬の呪いが続く「バスカヴィル館」
社交嫌いの人間が集う「ディオゲネス・クラブ」

それらは一体どんな建築だったのだろう?

シャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏と一級建築士の村山隆司氏が17の事件を題材に、物語の中に登場する建物を徹底考察。
コナン・ドイルの書いた文章を分析し、解読し、間取りの細部に至るまで緻密に建築を設計した。

この本を読めば、ホームズの生きたヴィクトリア朝の英国建築が分かる。
建築が分かればシャーロック・ホームズ・シリーズはもっと面白い。
さぁ、この本を読んで謎解きの旅に出かけよう。

「ワトスン君、ゲイブルがどの部分かわかるかい?」

目次
CASE01 ホームズ&ワトスンの住む「ベイカー街221B」
CASE02 ブライオニー・ロッジ(「ボヘミアの醜聞」より)
CASE03 ストーク・モーラン屋敷(「まだらの紐」より)
CASE04 ポンディシェリ荘 (『四つの署名』より)
CASE05 ぶな屋敷 (「ぶな屋敷」より)
CASE06 トレヴェリアン医院(「入院患者」より)
CASE07 アビィ屋敷 (「アビィ屋敷」より)
CASE08 ライサンダー・スターク大佐邸 (「技師の親指」より)
CASE09 ディオゲネス・クラブ&マートルズ荘 (「ギリシャ語通訳」より)
CASE10 ウィステリア荘 (「ウィステリア荘」より)
CASE11 バスカヴィル館 (『バスカヴィル家の犬』より)
CASE12 ヨックスリー・オールド・プレイス (「金縁の鼻眼鏡」より)
CASE13 バールストン館 (『恐怖の谷』より)
CASE14 ハールストン屋敷 (「マスグレイヴ家の儀式書」より)
CASE15 ディープ・ディーン・ハウス (「ノーウッドの建築業者」より)
CASE16 三破風館(「三破風館」より)
CASE17 ローリストン・ガーデンズ三番地 (『緋色の研究』より)

SPECIAL CASE
A スコットランド・ヤード
B セント・バーソロミュー病院

付録・謎解きの過程

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