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こわばる身体がほどけるとき~西田幾多郎『善の研究』を読み直す~(いま読む!名著)

板橋勇仁  著

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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2021年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 210p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学
ISBN 9784768410219
商品コード 1033288493
NDC分類 121.63
基本件名 善の研究
個人件名 西田/幾多郎
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033288493

著者紹介

板橋勇仁(著者):立正大学文学部(哲学科)教授。専門は近現代日本思想、近代ドイツ哲学、近代アメリカ哲学。著書に『西田哲学の論理と方法─徹底的批評主義とは何か』、『歴史的現実と西田哲学─絶対的論理主義とは何か』、『底無き意志の系譜─ショーペンハウアーと意志の否定の思想』(以上、法政大学出版局)。

内容

日本哲学界における金字塔のひとつともいえる『善の研究』は、東洋思想の枠を超え世界的にも大きな影響力のある著作である。西田研究者として数々の著作を発表している著者が、現代社会での身体の持つ困難とその解放を、西田哲学をベースに考えていく本書は、いわば『善の研究』を出発点にした身体論というべきものである。
現代社会での自己中心性〈我執〉がもたらす身体の「こわばり」は大きな問題だったが、さらに今回の感染症の流行で、自己他者いずれにおいても管理・統御・監視による身体の「こわばり」が大きな関心ごとにならざるを得なくなってきた。
このように、日々、生きづらくなっていく身体をどのように「ほどいて」ゆるめていくか。西田哲学をベースに、自己と他者、そして社会との関係、そこでの身体の在り方などを徹底的に考え抜くことによって困難な時代の出口を探していく。

目次

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