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フェヒナーと心理学
山下 恒男
著
発行年月 |
2018年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
446p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/実験心理 |
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ISBN |
9784768435656 |
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商品コード |
1027514896 |
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NDC分類 |
141.28 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年10月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027514896 |
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著者紹介
山下 恒男(著者):1940年横浜生まれ。茨城大学名誉教授。著書に「日本の教育心理学」「日本人の「心」と心理学の問題」「近代のまなざし」など。
内容
フェヒナーは19世紀ドイツの物理学者・自然哲学者。一般にはウェーバー=フェヒナーの法則で知られ、精神物理学の創始者とされている。彼は、非常に幅広い分野で近代心理学につらなる萌芽的研究を行ったことから、フロイトは、「私はかねてからG・T・フェヒナーの見解に親しんでおり、重要な事柄になるとこの思想家に依拠してきた」と述べている(本書では、9箇所にわたってフロイトによるフェヒナーの引用文を紹介)。死後に出版された『集合測定論』では、現代の統計学あるいは「心理統計」の基礎になる問題が予告されている。身体と精神の関係を研究した先駆者ともいわれるフェヒナーの全貌に迫った本書は、心理学を志す人にとって紛うことなき必読書である。