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鉛の魂~ジョーカーから奈良の暗殺者へ-怨みが義になる~
平井玄
著
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
238p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784768459362 |
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商品コード |
1035877523 |
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NDC分類 |
304 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035877523 |
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著者紹介
平井玄(著者):1952年5月5日、東京都新宿2丁目のクリーニング店に生まれる。東京都立新宿高校時代に坂本龍一らと全共闘運動に関わる。
早稲田大学文学部抹籍。1980年代には、府川充男、竹田賢一、後藤美孝とともに雑誌『同時代音楽』の編集にたずさわる。
著書に『愛と憎しみの新宿』(ちくま新書)『彗星的思考』(平凡社)『ぐにゃり東京』(現代書館)など。
内容
自らのがんサバイバーとして、身体の変容と延命を媒介に資本主義の延命を見つめる中で、さらに市井の人々たちが持つ、人として残るものとして「義」を問う。「義」の不全と渇望、その暴走としての2021年京王線での「ジョーカー」刺傷事件から、2022年7/8の安倍元首相殺害事件とは何かまでも問う一冊。
「私怨有理」。この憎悪の底まで潜り、どこへ突き抜けるか」。私鉄での事案から元首相暗殺—「死」への恍惚から標的を貫く弾丸へ、「ジョーカー」たちはなにに到達したのか?