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耳石が語る魚の生い立ち~雄弁な小骨の生態学~
片山知史
著
発行年月 |
2021年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,106p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784769916604 |
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商品コード |
1032561201 |
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NDC分類 |
487.51 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年03月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032561201 |
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著者紹介
片山知史(著者):東北大学農学研究科 水産資源生態学分野 教授
1966年東京生まれ,東北大学農学部卒 同助手,水研センター中央水研・主任研究員,室長を経て,2011年4月より現職.
専門:沿岸資源学――沿岸資源生物の生態および生息環境の特性を明らかにしながら,資源が変動するメカニズムの解明と資源管理理論の構築に取り組んでいる.東日本大震災後は,積極的に被災地の水産業・漁村の課題にも携わっている.
著書:『地球温暖化とさかな』(分担執筆,成山堂書店),『魚と放射能汚染』(単著,芽ばえ社),『漁業科学とレジームシフト』(編著,東北大学出版会)など
内容
魚類の耳石は、最近小学生の自由研究にも用いられる。耳石を調べると年齢や誕生日がわかるほか、どのような場所で生活していたのか環境履歴まで推定できることから、水産分野では資源や漁業の研究に幅広く用いられる。耳石輪紋(年輪、日周輪)の構造の見方、多様な形状の整理といった基本的な耳石に関する知見を紹介する。巻末には詳細な用語解説も追加し、初歩から学ぶ学生や実務者にとっても研究の手引きとなるよう配慮した。