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24フレームの映画学~映像表現を解体する~

北村 匡平  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2021年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,276p,5p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784771034518
商品コード 1033023983
NDC分類 778.04
基本件名 映画
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年06月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/07/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033023983

著者紹介

北村 匡平(著者):1982年山口県生まれ。映画研究者/批評家。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、同大学博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、現在、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター・リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は映像文化論、メディア論、表象文化論。『スター女優の文化社会学——戦後日本が欲望した聖女と魔女』(作品社、2017年)にて第9回表象文化論学会・奨励賞受賞、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房、2019年)にて令和2年度手島精一記念研究賞・著述賞受賞。共編著に『川島雄三は二度生まれる』(水声社、2018年)、『リメイク映画の創造力』(水声社、2017年)、翻訳書にポール・アンドラ『黒澤明の羅生門——フィルムに籠めた告白と鎮魂』(新潮社、2019年)。共著に『ポストメディア・セオリーズ——メディア研究の新展開』(ミネルヴァ書房、2021年)、『公開70周年記念 映画「羅生門」展』(国書刊行会、2020年)、『映画監督、北野武。』(フィルムアート社、2017年)などがある。『文學界』2021年3月号より「椎名林檎論——乱調の音楽」を連載。

内容

映画を計測する
映画はもはや、映画館で「注視」することが主流の視聴モードではない。一回性は失われ、いつでも繰り返して観ることが可能になった。さらには「ながら見」や移動中など、「気散じ」的な視聴モードも一般化し、映画の時間・空間は、その構造の変化を余儀なくされている。いま、映画はどう論じうるだろうか。
映画の誕生からその文法までを丁寧に紐解き、さまざまな映像表現を真摯に見つめ、フレームの奥深い内部だけでなく、フレームの外部や裏側まで思考を重ねる。映像表現の醍醐味に光をあてなおす、まったく新しい映像論。

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