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産業変動の労働社会学~アニメーターの経験史~

永田 大輔, 松永 伸太朗  著

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価格 \4,620(税込)         

発行年月 2022年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,217p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784771035553
商品コード 1034142814
NDC分類 778.77
基本件名 アニメーション
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年03月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034142814

著者紹介

永田 大輔(著者):1985年生まれ.明星大学・二松学舎大学・日本大学・日本体育大学等非常勤講師.専門は文化社会学・メディア史・映像文化論.編著に『アニメの社会学──アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』(ナカニシヤ出版・松永との共編).論文に「コンテンツ消費における「オタク文化の独自性」の形成過程」(『ソシオロジ』59巻3号)・「ビデオをめぐるメディア経験の多層性──「コレクション」とオタクのカテゴリー運用をめぐって」(『ソシオロゴス』42号)「ビデオ受容空間の経験史──「趣味の地理学」と1980年代のアニメファンの経験の関係から」(『マス・コミュニケーション研究』99号)など.
松永 伸太朗(著者):1990年生まれ.長野大学企業情報学部准教授.専門は労働社会学・ワークプレイス研究.主著に『アニメーターの社会学:職業規範と労働問題』(2017年,三重大学出版会),『アニメーターはどう働いているのか:集まって働くフリーランサーたちの労働社会学』(2020年,ナカニシヤ出版,第43 回労働関係図書優秀賞受賞作).

内容

フリーランスであるアニメーターは、いかにして変わり続ける産業の中で仕事を続けることが可能になっているのか?
その条件を再考することでフリーランスと就業継続の問題を複合的に捉え、現代の労働を見通す視座を提示する。
アニメ産業は受注産業であり、その不安定な構造の中でも、長らく常時の生産ラインを抱えることなくフリーランスを中心として労働力を満たしてきた。だが、アニメ産業は同時に熟練した労働者が必要な労働集約的な産業でもある。そうした産業が継続されるには、労働者が長期にわたって「働き続けたい」と思う必要がある。一見すると不安定な状況下で就業継続しているアニメーターの「当事者の論理」に注目することで、フリーランスのキャリアを社会学的に捉える意義と可能性を提示する。

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