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職業婦人の歴史社会学
濵 貴子
著
発行年月 |
2022年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,309p,4p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784771035652 |
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商品コード |
1034279060 |
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NDC分類 |
366.38 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034279060 |
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著者紹介
濵 貴子(著者):1983年新潟県生まれ。2006年京都大学教育学部卒業。2013年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学大学院教育学研究科助教を経て、現在、富山県立大学工学部教養教育センター講師・京都大学博士(教育学)。専攻:教育社会学・歴史社会学。「戦前期日本の大衆婦人雑誌にみる職業婦人イメージの変容」(『教育社会学研究』第85集、2009年)、「戦前期『主婦之友』における職業婦人イメージの形成と変容――「職業婦人」と「主婦」イメージの接続――」(『社会学評論』第69巻第3号、2018年)など
内容
良妻賢母イメージへの包摂と抵抗、その利用
戦前期に、企業・公官庁・学校・病院・百貨店などで働く女性――当時彼女らは「職業婦人」と呼ばれた――を対象に、その実態に関する計量分析を通じた実証的アプローチと、婦人雑誌(『婦人公論』『主婦之友』『婦人倶楽部』)等をもとにした職業婦人イメージに関する言説分析を通じた社会構築主義的アプローチにより、中流女性と職業をめぐるジェンダー秩序の形成と変容のプロセスを、歴史社会学的な視座から明らかにする。