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精神分析的サポーティブセラピーPOST入門

岩倉 拓, 関 真粧美, 山口 貴史, 山崎 孝明, 東畑 開人  著

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価格 \3,740(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 248p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784772419864
商品コード 1036488426
NDC分類 146.8
基本件名 心理療法
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2023年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036488426

内容

精神分析を起源として独自の発展を遂げる,しかしこれまで決して名づけられることのなかった「ありふれた臨床」――――精神分析的サポーティブセラピー(Psychoanalysis Originated Supportive Therapy : POST)。「POST」とはどのような理論的基盤をもち,臨床フィールドにおいていかに実践されているのか,2つの事例とその逐次的解説を通じて「POST」の魅力と実践可能性を紹介する。

第1の事例では,「初期――混乱した出会いとPOSTのアセスメント」「中期――主治医との連携,環境のマネジメント,心理教育的アプローチ」「後期――頻度の変更,そして終結へ」を,第2の事例では,初期――精神分析的セラピー? POST?」「中期――転移の理解とPOSTの使用法」「後期――POSTから精神分析的セラピーへの移行」を,クライエントとセラピストのスクリプト,セラピストの自己内対話,セラピーの概要を記述したレポートからなる立体的な構成で紹介する。
続く「解説編」では2つの事例を踏まえて数々の実践上の問いを探究する――――アセスメント面接において何を考えるべきか? POSTはどのようなケースに向いているのか? POSTの中期はどう展開するのか? 介入において何を工夫すべきか? POSTの終盤をいかにガイドすべきか POST終結と精神分析的セラピーへの移行をどう判断すべきか?

POSTという実践の鳥観図となる「POSTの精霊――――「東京」で出会った心理士たち」(東畑開人)を付した,精神分析的サポーティブセラピー(POST)を今ある臨床実践に接ぎ木して根づかせていくための「はじめてのPOST実践ガイド」。

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