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<自己>と<他者>の心理療法~自閉スペクトラム症と統合失調症スペクトラム障害の精神病理~

白井 聖子  著

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価格 \3,740(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 21p,189p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患
ISBN 9784772419918
商品コード 1036488430
NDC分類 493.76
基本件名 自閉症
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2023年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036488430

内容

「自閉スペクトラム症ではないか」と“わかる”のはなぜか? ― 心理療法場面で,自閉スペクトラム症や統合失調症スペクトラム障害のクライエントとのあいだで生じてくる独特な感覚やつながりをもつことの難しさを多くの臨床家が感じているのではないだろうか。実際のところ近年,自閉スペクトラム症と統合失調症スペクトラム障害における近似的な特性や状態像が,より注目されるようになってきている。

 本書において著者は,心理療法場面でそのようなクライエントとのあいだで生じる独特な感覚やつながりをもつことの難しさに着目し,精神病理学の碩学,木村敏の自己論を心理療法に活かすことができるということを,自閉スペクトラム症と統合失調症スペクトラム障害の事例を通して詳述していく。

 著者は,従来の精神病理学が統合失調症スペクトラム障害の理解に力を注いできたのと同様に,自閉スペクトラム症に対しても,問題行動や症状の背後にあるものは何だろうかという問いとして,精神病理学の視点が適用可能であると考える。そして本書が目指すのは,クライエントとの「つながらなさ」への心理療法と精神病理学を統合して臨床に活用する試みである。

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