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わたしは13歳今日、売られる。~ネパール・性産業の闇から助けを求める少女たち~

長谷川まり子  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 183p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784772615464
商品コード 1038070342
NDC分類 368.4
基本件名 人身売買
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038070342

著者紹介

長谷川まり子(著者):認定NPO法人ラリグラス・ジャパン代表
ノンフィクションライターとして世界の社会問題を取材する過程で、インド・ネパールの越境人身売買問題を知りライフワークに。新聞、雑誌、書籍、テレビドキュメンタリーを通じてリポートするとともに、1997年に「ラリグラス・ジャパン」を立ち上げ、その代表として活動を続ける。『少女売買~インドに売られたネパールの少女たち』(2007年、光文社)で第7回新潮ドキュメント賞を受賞。

内容

――祖父母と妹と貧しいくらしをしていた少女スニタは14歳のときに、仕事を紹介してくれるという男にだまされ、売春宿に送られました。

――お母さんにお使いを頼まれておじさんに会いに行こうとした15歳のアンジュは、バスターミナルで記憶を失い、インドの売春宿に売られてしまいました。そしてブローカーの女から「おじさんがお前を売ったんだ!」と聞かされたのです。

――10歳だったカビータは、継母からインドでメイドとして働くよう命じられ、迎えにきた女性に連れて行かれたのが売春宿でした。1年後、保護されたカビータは勉強とスポーツで自信をつけ、その後看護師して新たな人生を歩みはじめています。

 アジア最貧国に挙げられるネパールでは、少女たちが性産業に売られるケースが絶えません。
 家族や親族、あるいは恋人、道行く行商人などによりインドや国内の売春宿に売られ、狭い部屋に閉じ込められています。

 人身売買の被害者の多くは14~18歳の未成年で、大半は16歳以下。10歳未満の幼い女の子が売買されることもあります。コロナ禍を経て、今国内の人身売買も増えています。

 被害女性たちの救出・保護・自立支援をおこなうラリグラス・ジャパンや現地のNGOの活動を通し、その実態、背景、人身売買や性犯罪をなくすための活動や、各国または国際社会のとりくみを知り、私たちにできることを考えます。

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