丸善のおすすめ度
悪意の科学~意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?~
サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
著
プレシ南日子
翻訳
発行年月 |
2023年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
269p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/社会心理 |
---|
|
|
ISBN |
9784772695787 |
---|
|
商品コード |
1035377469 |
---|
NDC分類 |
361.4 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年02月4週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2023/02/19 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035377469 |
---|
著者紹介
サイモン・マッカーシー=ジョーンズ(著者):ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
『ニューサイエンティスト』『ニューズウィーク』『ハフポスト』など多数メディアに寄稿。
ウェブサイト『The Conversation』に発表している論評は100万回以上閲覧されている。
プレシ南日子(翻訳):翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』、
ジャクソン・ギャラクシー&ミケル・デルガード『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』ほか多数。
内容
●嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、
なぜ進化し社会を動かしているのか?
・・悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作●
人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・
具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。
・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?
・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?
・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?
・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ
・「共感」は人間が本来持っている性質か?
・悪意と罰の起源とは?
・悪意にはどのような効用・利点があるか?
・悪意をコントロールするには?
・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、
まったく新しい人間観が示される。
★佐藤優、橘玲、竹内薫、吉川浩満、栗原裕一郎、池内了、冬木糸一、佐藤健太郎、尾崎世界観さんなど推薦!
★読売新聞、日本経済新聞、中日新聞、東京新聞、週刊文春、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、ニューズウィーク日本版、サライ、日刊ゲンダイ、夕刊フジ、HONZほか多数メディアで書評!
・「悪意は複雑怪奇だが、自分と他人の悪意と向き合うために、ぜひ一読をお勧めしたい」 ーー竹内薫『日本経済新聞』
・「悪徳から美徳が生まれるのだ」ーー吉川浩満『週刊文春』
・「悪意が発露されるのはどんな時なのか・・科学の様々な観点から悪意を解き明かしてみせる」
ーー冬木糸一『HONZ』
・「心理学の立場から神義論を扱っている」ーー佐藤優『週刊東洋経済』
・「神的で悪魔的な人類の心の揺らぎとしての「悪意」を科学する」ーー池内了『週刊エコノミスト』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
::訳者:: プレシ南日子
翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』ほか多数。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
::目次::
はじめに・・人間は4つの顔をもつ
第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章・・支配に抗する悪意
第3章・・他者を支配するための悪意
第4章・・悪意と罰が進化したわけ
第5章・・理性に逆らっても自由でありたい
第6章・・悪意は政治を動かす
第7章・・神聖な価値と悪意
おわりに・・悪意をコントロールする