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ポスト資本主義社会のデザイン~生活のデザインを生活者自身の手に取り戻すために~

野口尚孝  著

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価格 \3,850(税込)         

発行年月 2022年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 453p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/デザイン
ISBN 9784774407753
商品コード 1035605943
NDC分類 757
基本件名 デザイン
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年12月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035605943

著者紹介

野口尚孝(著者):1940年 東京都杉並区生まれ
1964年 千葉大学工学部工業意匠学科卒業
1964~65年 富士電機製造(株)開発部デザイナー
1965年 千葉大学大学院工学研究科修士課程入学
1967年 同上修了後、千葉大学工学部助手
1990年 イギリス・ブルネル大学客員研究員(4ヶ月間)
1995年 東京大学にデザイン発想支援システム研究に関する論文提出で博士(工学)取得
1996年 千葉大学工学部助教授
1998年 千葉大学大学院自然科学研究科環境形成科学専攻デザ イン計画講座教授
2003年 北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授
2005年9月 同上退職
2006~09年 (株)ジャストシステム デザインリサーチフェロー

日本デザイン学会名誉会員、日本認知科学会会員

共著:野口尚孝、井上勝雄『モノづくりの創造性─ 持続可能なコンパクトな社会の実現に向けて』(海文堂出版、2014年) 、分担執…

内容

本書は現代のデザインのあり方に対する批判であるとともに、その背景にある現代資本主義社会への批判でもある。従来のデザイン論とはまったく異なる視点からのデザイン論である。いまデザインがかかえる問題は単にデザイナーという職能の問題だけではなく、それを含む社会全体のあり方に関わる大きな問題にまでなっている。(「はじめに」より)

買い替えが当然のように促され、エネルギー消費量や廃棄物が増え続ける現代社会。「持続可能な社会」と「経済成長」の間での対立的矛盾の中で、デザイナーが考えるべきこととは? 本書は、高度成長期に育ち、 工業デザイナー、そしてデザインの思考過程を主とする研究に取り組んできた筆者が、マルクスの資本論を手がかりに資本主義社会への疑問と矛盾の分析を試みる、まさに戦後デザイン史の「生き証言」である。

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