シェイクスピア劇と図像学~舞台構図・場面構成・言語表象の視点から~
今西 雅章
著
発行年月 |
2008年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237,45,10p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/舞台芸術 |
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ISBN |
9784779113420 |
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商品コード |
0108050223 |
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NDC分類 |
772.33 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0108050223 |
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著者紹介
今西 雅章(著者):1933年生まれ。
帝塚山学院大学名誉教授(言語文化博士)。上智大学ルネッサンス研究所幹事。
経歴 同志社大学文学修士、サセックス大学大学院にBCスコラシップを得て留学(MA)、上智大学大学院
特別研究員(1985年)、帝塚山学院大学文学部教授を経て、関西外国語大学大学院教授(2006年退職)
著訳書 『シェイクスピア大事典』(分担執筆、荒井 良雄 他編、日本図書センター、2002年)、
『シェイクスピアを学ぶ人のために』(今西雅章 他編、世界思想社教学社、2000年)、
『シェイクスピア辞典』(分担執筆、高橋 康也 他編、研究社出版、2000年)、
『イタリア・ルネッサンス美術の見方』(ハインリッヒ・ヴェルフリン著、
今西雅章編注、研究社、1997年)、『ルネッサンスと新世界』(共著、荒竹出版、1992年)、
『陰翳と変容のドラマ シェイクスピアの喜劇と悲劇』(今西雅章著、研究社出版、1991年)…
内容
■第41回(2009年度)日本演劇学会河竹賞受賞!
シェイクスピアの寓意性を帯びた舞台空間とことばの象徴の魅力!
躍動するルネッサンス演劇の生命——シェイクスピアのダイナミックな劇空間の魅力を、舞台構図・場面構成・言語表象から読み解く。
16世紀ロンドンに完成した常設劇場《グローブ座》——その特異な劇場で、シェイクスピアは役者の身体を借りて、ダイナミックな舞台を現出させた。
観客が視聴覚を働かせ想像的に参加する仕組みの「舞台構図」。対照や照応、変奏や反復といった「場面構成」。あらゆる階層にあわせた台詞や短い台詞、そして沈黙という手法まで使う「言語表象」。文学の伝統や象徴の体系、原話との比較、美術史なども視野に入れ、「登場人物」の関係を中心に、悲劇(『オセロー』『マクベス』)、問題劇(『尺には尺を』『トロイラスとクレシダ』)、晩年のロマンス劇(『冬物語』『ペリクリーズ』)等を分析。シェイクスピア劇の魅力に迫る!