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アメリカ南部小説論~フォークナーからオコーナーへ~
井上 一郎
著
発行年月 |
2012年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
258p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784779118203 |
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商品コード |
1011409969 |
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NDC分類 |
930.29 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2012年10月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1011409969 |
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著者紹介
井上 一郎(著者):1949年生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。ノースカロライナ州立大学客員研究員を経て、長崎大学教育学部教授。専攻はアメリカ(南部)文学。
内容
アメリカ南部文学はなぜ世界性を獲得したのか?
南部を舞台とした作品を次々に発表したフォークナーのモダニズムに満ちた手法は世界を席巻した。次世代のオコーナーは、アメリカの大衆社会の病巣を鋭く見つめる「ニヒリズムとの闘い」を作品に結実させた…。
「本書は、アメリカ南部小説についての研究をまとめたものである。第Ⅰ部においては、フォークナーをはじめとした「南部文芸復興」を主導した作家たちの作品、第Ⅱ部においては、オコーナーの作品を論じている。分量的には圧倒的にオコーナーについての論考が多い。筆者の研究の原点はフォークナーにあり、その意味では、世代を超えた二人の南部作家を中心にして、「南部文芸復興」の意味を考え続けてきたつもりである。」(「序論」より)