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性と検閲~日本とフランスの映画検閲と女性監督の性表現~(えろこれ)

園山 水郷  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2015年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 181p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784779121586
商品コード 1018128365
NDC分類 778.21
基本件名 映画-日本
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年09月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018128365

著者紹介

園山 水郷(著者):(そのやま・みさと)
映画研究者、映像作家。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。
イメージフォーラム付属映像研究所20期生。
パリ第1大学修士課程修了。
映画好きの父親の影響で映画に興味を持つ。
高校生の時は映画字幕翻訳の仕事に憧れていたものの
語学力の問題で断念したが、
前衛芸術レトリスムのアーティスト、
モーリス・ルメートルの『映画はもう始まったか?』、
『日仏版 神への道』DVD版字幕翻訳を担当。
イメージフォーラムでは実験映像という新しい世界に出会い、
映像制作の面白さと難しさ、奥深さを知る。
フランスの大学では、それまでただ好きで観ていた映画が
研究対象になり、自分自身と向き合うところから始め
『女性』と『性』というテーマを発見した。
主な研究テーマは性を描く映画、女性監督による映画、
また映画のなかで描かれる女性について、
検閲問題 前衛・実験映画など。
著書に<…

内容

性表現を考えるとき、忘れられない映画がある。
ヴィルジニー・デパントとコラリー・トリン・ティという女性監督による
『ベーゼ・モア』だ。

この映画が話題になった理由は過激な性描写と暴力表現。
上映途中で退出する観客が多数出た。ネガティブな印象にも
かかわらず、この作品のことがこころに引っかかった。
昔からの疑問と『ベーゼ・モア』がつながった。共通するのは「性描写」。
「見せるべきでない/見るべきでない」ものとされたから
隠されたわけである。それはなぜか。

検閲の歴史において問題とされてきたのは「性」表現。
映画の検閲はどのような歴史をたどってきたのか。
「性」はなぜタブーとされるのか。
問題作はなぜ問題作とされたのか。

著者が最も興味を持った作品が日・仏の作品だった。
本書は日本とフランスの映画における「検閲」を取り上げ、徹底検証する。

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