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世界史をナビゲートする~地球大の歴史を求めて~
パトリック・マニング
著
南塚 信吾,
渡邊 昭子
監修
発行年月 |
2016年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
506p,148p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784779122170 |
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商品コード |
1019589861 |
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NDC分類 |
201 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年06月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2016/07/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019589861 |
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著者紹介
パトリック・マニング(著者):ピッツバーグ大学世界史センター所長。2016年度アメリカ歴史学会会長。
内容
「世界史」という学問の生成と現状、そして新たな展開への 可能性を示す! 世界史の研究は、第二次世界大戦後、世界各地で拡大しはじめ、 1990 年代からは研究の広さと深さを増し、特定のトピックでの 研究も増え、環境史、経済史、帝国史、海事史、科学史、 健康史などの世界史の下部分野として現れた。 それらの成果と議論を検討し、また世界史の分析の論理と ともにに各国でも世界史教育が盛んになってる現状から、 研究と教育の在り方を提案する。 第一部では、世界史記述について、最初期から始めて、 20世紀の諸局面を簡略にたどる。 第二部の「歴史研究における革命」では、学問の諸分野、 地域研究、そしてグローバル・スタディーズのなかでの 劇的な変容を再検討する。 第三部は、2003 年までの世界史研究の成果を見渡し、 世界史での議論の性質を扱う。 第四部と第五部は、とくに、世界史研究に取り組もう とする大学院生に向けたものである。 第四部では、スケールと枠組み、そして、世界史解釈の 検証という問題を通して、地球規模の分析の論理を探究する。 結末の部分では、世界史で高度の学習をするプログラムを どう構想して実施するかについて、提案をしてみた。 (「日本語版によせて」より)