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アトミック・メロドラマ~冷戦アメリカのドラマトゥルギー~
宮本 陽一郎
著
発行年月 |
2016年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
380p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アメリカ・カナダ史 |
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ISBN |
9784779122187 |
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商品コード |
1019660753 |
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NDC分類 |
253.073 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年05月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2016/06/05 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019660753 |
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著者紹介
宮本 陽一郎(著者):1955年東京生まれ。筑波大学人文社会系助教授。著書に「モダンの黄昏」など。
内容
冷戦は終わっていない! ◉冷戦のなかで築き上げられた「アメリカ」という蜃気楼を、 1945 年から64 年に至る、冷戦初期の文化を詳細に論じて 浮き彫りにする。 ◉その時期に形成した文化の論理とドラマトゥルギーが、 いかに今日の「アメリカ」を規定し、 国内外の新たな冷戦を再生しているのか! ◉親米主義や反米主義といった情動を引き起こす 「アメリカ」は、アメリカ合衆国の社会や政治や文化で あると同時に、 たとえば第二次世界大戦後の日本人の心のなかで 複雑に構築された「アメリカ」でもある。 【本書の目的】 冷戦初期のファミリー・メロドラマという映画ジャンルを 分析することで、冷戦リベラリズムを ひとつのドラマトゥルギー(ドラマ) として折出する。 分析する映画は『オペレーション・キュー』にはじまり 『アパッチ砦』などのジョン・フォードもの、『夜歩く男』 『酔いどれ天使』『野良犬』などの黒澤映画、 『理由なき反抗』『蝿男の恐怖』『白昼の決闘』『捜索者』 『シェーン』『風と共に散る』など…。