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フラナリー・オコナーの受動性と暴力~文学と神学の狭間で~(南山大学学術叢書)

山辺 省太  著

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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2019年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 284p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784779125737
商品コード 1029578889
NDC分類 930.278
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年04月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029578889

著者紹介

山辺 省太(著者):1971年愛知県生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。南山大学外国語学部准教授。共著書に「ノンフィクションの英米文学」など。

内容

アメリカ南部を代表するカソリック作家、
フラナリー・オコナー(1925-64)。

彼女の文学世界は、なぜグロテスクで暴力的な光景に
満ちているのか。

暴力性は、どのように神の倫理と結びつき、
神の恩寵の瞬間を迎えるのか。

暴力と恩寵が混在したオコナーの文学/神学世界において、
どのように登場人物の主体性が奪われ、
神の啓示の前で受動的な存在になるのか、
具体的な作品分析をとおして、
オコナー文学が内包する倫理に着目する。

◉ フラナリー・オコナー(1925-64)
アメリカ南部を代表するカソリック作家。
父親と同じ紅斑性狼瘡を煩い、39歳の若さで亡くなる。
短編小説の名手として知られ、
名前を冠した「フラナリー・オコナー短編小説賞」がある。

◉ 映画『スリー・ビルボード』【第90回アカデミー賞(2018年)
主演女優賞・助演男優賞受賞】が、オコナーと関連づけられ、
話題になりました!

◉1960年代のアメリカ南部を舞台にした
映画『グリーンブック』(20019年3月1日公開)が、
第91回アカデミー賞(2019年)作品賞・助演男優賞・脚本賞を受賞!
アメリカ南部に注目が集まります!

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