丸善のおすすめ度
ためらいつつ歩む~「なぜ」と問うパートナーの喪失~
山本 洋子
著
発行年月 |
2023年07月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
165p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
---|
|
|
ISBN |
9784779129131 |
---|
|
商品コード |
1036274594 |
---|
NDC分類 |
146.8 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年08月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036274594 |
---|
著者紹介
山本 洋子(著者):やまもと ようこ 国学院大学文学部卒業 日本大学文理学部英文科博士課程満期退学。英国ケムブリッヂ大学 visiting scholor として短期留学。日本大学非常勤講師 佐野短期大学特任教授定年退職。
著書 『思考する感覚』(1996、共著 国書刊行会)、
『E.M.Forster のためらい──「儚さ」と「永遠」のはざまで』(2007、現代図書)、
『こころの旅路——死別の悲しみを超えて』(1997,共訳 新水社)、
『突然の別れをどう生きるか──英文学者阪田勝三先生からの手紙』(2012、本の森社)
内容
自らの喪失体験=心の変遷史を通して語りかける〝支え〟の書!
本書は「伴侶を失った方々の支えに少しでもなればと思い書き綴って」いたものが、いつの間にか「自分の心の奥底に潜む様々な影」を検証する行為ともなり、さらには「自分の心を静める」鎮魂の試みにもなっていった、という心の変遷が描かれ、著者自ら認める、喪失体験の闇の中からの“ 安らぎ” を求め続けた軌跡が綴られることとなった。それゆえ、何らかの理由でパートナーや愛する人を亡くし、深い悲しみと悔恨の念に襲われて深淵を彷徨う人たちにとっては大きな福音となる書といえるものである。