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再考「鎌倉史」と征夷大将軍~「古代みちのく」と家持・文覚・頼朝~
相原 精次
著
発行年月 |
2023年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
294p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784779129223 |
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商品コード |
1036437481 |
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NDC分類 |
210.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年10月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036437481 |
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著者紹介
相原 精次(著者):歴史作家・日本ペンクラブ会員。1942年横浜生まれ。1965年國學院大学文学部卒業。同年4月より奈良市にある私立中・高等学校に国語教師として赴任。5年間勤務後、横浜に戻る。2003年4月、神奈川県立高等学校を定年退職。執筆活動に専念。
『文覚上人一代記』(青蛙房)、『みちのく伝承・清少納言と実方中将の恋』、『文覚上人の軌跡──碌山美術館の「文覚」をめぐって』、『鎌倉史の謎──隠蔽された開幕前史』、『図説「鎌倉史」発見──史跡・伝説探訪の小さな旅』、『「濃・飛」秘史 文覚上人と大威徳寺── 鎌倉幕府創建への道』、『平城京への道──天平文化をつくった人々』、『古墳が語る古代史の「虚」──呪縛された歴史学』、『解析 『日本書紀』──図版と口語訳による『書紀』への招待』『日本古代史の「病理」──戦争体験を風化させる学界の風潮』(以上彩流社)他
内容
新視点で説く、近代が消した『鎌倉幕府成立前史』!
『平家物語』『源平盛衰記』『吾妻鏡』などから源頼朝と怪僧・文覚の交流を確認しつつ「鎌倉史」の真実に迫り、さらに『日本書紀』『続日本紀』を加えて読み込むことによって「あづま・みちのく」に展開した「大伴家持・坂上田村麻呂から頼朝への征夷大将軍史」や奥州の「修験道史」「鉱山史」、および「平泉の黄金文化」との関わりを鮮明化。そして、それらは「頼朝・義経の兄弟相剋」の実態究明でもある。本書は、近代の「国史」が消してしまった「我が国古代史のゆがみ」を追求(是正)する書である。