丸善のおすすめ度
貧困は自己責任か(フィギュール彩 2-8)
高沢 幸男
著
発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
130p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784779171086 |
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商品コード |
1033641538 |
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NDC分類 |
368.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033641538 |
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著者紹介
高沢 幸男(著者):たかざわ・ゆきお
1970年生まれ。寿支援者交流会事務局長。
困窮者の「自立」支援事業をおこなう
(一社)インクルージョンネットかながわ代表理事。
日本三大寄せ場の一つ、横浜・寿町に1990年より関わり現職。
1992年年末に横浜駅で野宿生活者への暴行事件を目撃したことが
きっかけで野宿生活者の訪問活動や生活相談などに通年で関わるようになる。
NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク理事、かながわ生活困窮者
自立支援ネットワーク幹事、寿越冬闘争実行委員会事務局長など。
内閣府パーソナルサポートサービス検討委員会構成員、
神奈川県ホームレス自立支援実施計画策定会議副座長、横浜市ホームレス
総合相談推進懇話会委員などを歴任。寿支援者交流会は神奈川県弁護士会
人権賞受賞(2000年度)。*
内容
終身雇用制、年功序列型賃金等が崩壊し、それまであった
地縁・血縁にならび社縁も失われた。派遣労働者や社会的孤立など
困窮にまつわるあらゆる問題が、新型コロナ禍でより顕著になっている。
総貧困時代を目前にして、私たちはどのように生きればいいのか。
30年以上、横浜の寿町に関わり、最貧地域で困窮者の相談に乗り、
当事者を支え続ける著者が、日本社会を実態に基づき読み解き、
ともに生きるための社会を考える。
寿町…日本三大寄せ場(簡易宿泊所が並ぶ日雇い労働者の集住地。
現在は福祉の町)の一つ。他は東京・山谷、大阪・釜が崎など。
<もくじ>
第1章 野宿者を生み出す背景
第2章 新型コロナ禍で何が起きているのか
第3章 幸福であることを夢見れる社会か
第4章 実態調査とケースから見える意外なこと
第5章 困窮者によりそうとは
第6章 総貧困時代、ともに生きるために