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ふれる社会学

ケイン 樹里安, 上原 健太郎  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2019年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,152p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団
ISBN 9784779306181
商品コード 1030935988
NDC分類 361
基本件名 社会学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2019年12月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030935988

著者紹介

ケイン 樹里安(著者):1989年(平成元年)生まれ。専門は社会学/文化研究。主たる研究テーマは「ハーフ」とよさこい踊り。
大阪市立大学都市文化研究センター研究員。大学・専門学校非常勤講師。
主著:『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(分担執筆、北樹出版2018年)、『ポスト情報メディア論』(分担執筆、ナカニシヤ出版2018年)、『アーバンカルチャーズ』(分担執執筆、晃洋書房2019年)、「『半歩』からの約束――WEBメディアHAFU TALK(ハーフトーク)実践を事例に」『現代思想特集:新移民時代』(青土社、2019年)。「ハーフのドラマトゥルギーのために――ソーシャルメディア、労働、ジェンダー秩序」『市大社会学』(2018年)。「ハーフの技芸と社会的身体ーーSNSを介した相互交流の場を事例に」『年報カルチュラル・スタディーズ』5号(2017年)。
*「ハーフ」に限らず海外ルーツと身の回りの人を繋ぐWEBサイト「HAFU TALKハーフトーク」共同代表。唐揚げとコーラが燃料。深夜の飯テロが趣味。
上原 健太郎(著者):1985年生まれ。社会学者。大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。
主たる研究テーマは、沖縄の若者の就労問題。
大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。
主著:『持続と変容の沖縄社会』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2014年)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(分担執筆、北樹出版、2018年)などがある。
*詳しくは、個人HP(https://namakeru.wordpress.com/)を参照。

内容

わたしたちをとらえて離さない社会。メディア、家族、労働、余暇、ジェンダー、セクシュアリティ、差別、人種等の視点から、身近な、そしてエッジのきいた14のテーマを読み解くことを通して、社会の大きな仕組みにふれる。また、執筆者と研究との出会いを記したコラム「研究のコトハジメ」や、初学者読者応援ページ「コトハジメるコツ!」では、大学での学びのお役立ち情報を掲載し、より深い学びをサポート。 
【主要目次】
第1章 スマホにふれる(ケイン樹里安)
   (スマホ片手に何をする? いま・ここ・なんとなく ふれさせられている? スマホで社会に触れる 等)
第2章 飯テロにふれる(菊池哲彦)
   (飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち 共食と孤食 孤食の時代と飯テロが開く共同性 等)
第3章 就活にふれる(上原健太郎)
   (「就活やねん」 就活世界を形づくるモノ・人 自己の発見・演出・修正 等)
第4章 労働にふれる(上原健太郎)
   (頭を下げ続ける社会 サービス産業化社会 感情を管理する 賃金による帳尻合わせ? やりがいの搾取 等)
第5章 観光にふれる(八木寛之)
   (地域イメージと「観光のまなざし」 「ディープな大阪」という地域イメージをめぐって 等)
第6章 スニーカーにふれる(有國明弘)
   (「コートの中」から「ストリート」へ 「黒い」スパイダーマンと「エア・ジョーダン」 スニーカーが反映するストリートの人々の価値観 AJやラップは「黒人」だけのものなのか? 等)
第7章 よさこいにふれる(ケイン樹里安)
   (踊り子の「学習」 文化の経路 どこの/誰の文化? 調整と組み上げ 等)
第8章 身体にふれる(喜多満里花)
   (身体について考える 「理想」という規範 抵抗の場としての身体 等)
第9章 レインボーにふれる(中村香住)
   (レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及? さまざまなセクシュアル・マイノリティの運動の歴史 フェミニズムの歴史 等)
第10章 「外国につながる子ども」にふれる(金南咲季)
   (学校に広がるエスノスケープ みえなくする/みえなくなる 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性 等)
第11章 ハーフにふれる(ケイン樹里安)
   (帰属の政治と人種化 技芸と折衝 交差性を抱えて 等) 
第12章 差別感情にふれる(栢木清吾)
   (看板の向こう側への想像力 反-反日感情が見ない現実 自己感情の自己点検 等)
第13章 「障害」にふれる(佐々木洋子)
   (障害とはなにか 家族と障害 「障害のまわり」について考えること 等)
第14章 「魂」にふれる(稲津秀樹)
   (「魂」にふれる 儀礼が可視化する「魂」 権力に晒される「魂」 社会構想における「魂」 等)
第15章 100年前の社会学にふれる(ケイン樹里安・上原健太郎)
   (社会を構成し、変えていく 社会と個人の循環 等)
◇ コトハジメるコツ!

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