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はじめての地域防災マネジメント~災害に強いコミュニティをつくる~
近藤伸也,
飯塚明子,
石井大一朗,
土崎雄祐,
柴田貴史,
長谷川万由美
著
発行年月 |
2021年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,168p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784779306662 |
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商品コード |
1033596979 |
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NDC分類 |
369.3 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年11月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033596979 |
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著者紹介
近藤伸也(著者):近藤伸也(こんどう・しんや)
宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授/東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻博士課程修了。博士(工学)。阪神・淡路大震災のときは東京の高校生だったが、被害の大きさを目の当たりにして、防災に貢献できる仕事を志す。専門は災害対応に関する業務分析やデータベースの構築であったが、少しずつ地域での防災に貢献できるよう、災害対応に関する能力を身につけるための訓練や演習の企画運営、中山間地域の潜在的防災力の評価に取り組んでおり、現職でも主に栃木県をフィールドとして実施している。
飯塚明子(著者):飯塚明子(いいづか・あきこ)
宇都宮大学留学生・国際交流センター助教/京都大学大学院地球環境学舎博士課程修了。博士(地球環境学)。米国の大学(経済学)とオランダの大学院(国際協力学)を修了後、阪神淡路大震災の経験をもとに設立されたCODE海外災害援助市民センターで海外の災害復興支援に携わる。ベトナムとスリランカに計8年駐在し、防災分野の国際協力事業に従事。2017年に宇都宮大学に着任。専門はコミュニティ防災と国際協力。2019年米国ノースイースタン大学の招聘研究員として研究を行う傍ら、ヨガインストラクターの資格を取得。心と体の健康は防災の基本と信じて、15年以上ヨガを実践中。
長谷川万由美(著者):長谷川万由美(はせがわ・まゆみ)
宇都宮大学共同教育学部教授/法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満了。修士(社会学)。社会福祉士、保育士、防災士。日本福祉のまちづくり学会副会長。大卒後、公務員となった最初の配属先が福祉事務所だったことから、福祉に関わるようになる。母子、障害者、高齢者、外国人など地域に暮らす人々の多様な「ふだんのくらしのしあわせ(ふくし)」を追求する地域福祉が専門。東日本大震災後は、被災地支援に学生とともに参加し、被災地域の福祉を深く考えるようになった。最近はドラムサークルを通じたまちづくりにも取り組んでいる。乗り鉄メインのママ鉄歴20年。
内容
これからの地域防災を構想・実践する上での必読書。災害のメカニズムから、地域住民主体の減災・防災活動や、被災者ケアに必要な視点、また防災・復興支援の国際基準と国際支援の最新動向などを解説。
1〜3章では主に災害のメカニズム、防災マネジメントの全体像、発災から復興までの見取り図、また防災にかかわる法制度等について整理する。
4〜6章では、災害時に必要とされるボランティア活動とその組織化について、自治会・町内会や自主防災組織といった地域住民主体の減災・防災活動について、また被災者への支援とケアについて、特に生きづらさを抱える人に焦点をあてて解説。具体的な事例に基づき、一人ひとりができる実践的な地域防災について考えていく。最後に7章「グローバルな視点からの地域防災」では、防災や復興支援の世界的な基準であるスフィア基準や、国際的な枠組みである仙台防災枠組について解説。さらに防災という視点から、日本と他国との国境を超えた支援の様子についても取り上げている。
学びのサポートのためのイントロダクション、コラム、課題も充実。災害ボランティアの経験豊富な執筆者による、各章末のワンポイント解説「マイキーズアイ」も必見!
長谷川万由美(宇都宮大学共同教育学部教授)
近藤伸也(宇都宮大学地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科准教授)
飯塚明子(宇都宮大学留学生・国際交流センター助教)
石井大一朗(宇都宮大学地域デザイン科学部准教授)
土崎雄祐(一般社団法人とちぎ市民協働研究会専務理事・事務局長)
柴田貴史(社会福祉法人鹿沼市社会福祉協議会職員/認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク災害担当理事)