ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

有働薫詩集(現代詩文庫 251)

有働薫  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間  数量 冊 
価格 \1,650(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 160p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784783710295
商品コード 1038406872
NDC分類 911.56
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年05月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038406872

著者紹介

有働薫(著者):1939年東京都杉並区天沼で生まれ、3歳から20歳まで文京区高田老松の有斐学舎舎監宅で育つ。45年、縁故疎開先の熊本でグラマン機の機銃掃射を受けたが無傷だった。都立竹早高校、早稲田大学第一文学部卒業。シチズン時計株式会社に勤務。87年、第1詩集『冬の集積』を詩学社から発表、社主嵯峨信之氏から詩および翻訳について指導を受ける。以後、詩集に『ウラン体操』、『雪柳さん』、『SuryaスーリヤSurya』、『ジャンヌの涙』、『幻影の足』(第28回現代詩花椿賞)、『モーツァルトになっちゃった』、『露草ハウス』など。翻訳にジャン=ミッシェル・モルポア『青の物語』、同『イギリス風の朝』など。現在、詩誌「未定」、「ユルトラ・バルズ」、「ル・ピュール」に所属。

内容

落ちていた埃を

手のひらに拾うと

鼠のかたちの影になった



夕闇の部屋で



永遠の切片をもとめて

感性と知性が響きあい、レアルとヴィジョンがせめぎあう。

個から共苦の深みへ、〈事後の詩人〉の一途なる軌跡。

現代詩花椿賞受賞『幻影の足』全篇をふくむ一巻選集。

解説=鈴木志郎康 阿部日奈子 中本道代 野村喜和夫 竹内敏喜

カート

カートに商品は入っていません。