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庭と建築の煎茶文化~近代数寄空間をよみとく~
尼崎 博正,
麓 和善,
矢ケ崎 善太郎
著
発行年月 |
2019年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,331p,10p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/文化・芸術・社会意識 |
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ISBN |
9784784219445 |
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商品コード |
1029227020 |
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NDC分類 |
791.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月5週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2019/02/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029227020 |
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著者紹介
尼崎 博正(著者):1946年生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。京都造形芸術大学教授。
麓 和善(著者):1956年生まれ。名古屋工業大学大学院社会工学専攻教授。工学博士。
内容
煎茶の流行、茶の湯(抹茶)の復興―
近代茶道界はまさに煎茶・抹茶がせめぎ合い、そして融合する時代であった。
それゆえ、煎茶に興じた数寄者たちの好みや背後にある煎茶文化をふまえなければ近代数寄空間(庭・建築)は理解できない。大正以降、茶の湯の流行とともに煎茶文化そのものは陰に隠れても、庭・建築に取り入れられた煎茶的な趣向は、茶の湯の世界と融合し、新たな近代数寄空間を形成していったからである。
これまで茶の湯の視座からのみ語られてきた近代数寄空間を煎茶的要素からよみとき、新たな解釈を提示する。