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洋学誌~解剖・言語・博物~
西野嘉章
著
発行年月 |
2023年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
379p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/科学社会学・科学技術史・科学哲学
/科学社会学・科学技術史・科学哲学:概論 |
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ISBN |
9784784220632 |
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商品コード |
1036508983 |
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NDC分類 |
402.105 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036508983 |
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著者紹介
西野嘉章(著者):東京大学総合研究博物館インターメディアテク顧問。近著『前衛誌―未来派・ダダ・構成主義(日本編)』(2018年、東京大学出版会)、『雲の伯爵』(2020年、平凡社)、『書姿考』(2020年、玄風舎)、『ことばとかたち―キリスト教図像学へのいざない』(2023年、東京大学出版会)ほか。2015年仏国レジョン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。
内容
幕末から明治にかけて、日本は社会の様々な分野で西欧化の実現に努めてきた。その過程において、実働部隊として活躍した人々は、多くがいまだ曖昧模糊のままある「洋学」の体現者であった。
異なる分野の境界に身を晒す、というのではない。外国語の習得に始まり、医学、薬学、動物学、植物学、農学など、数多の領野を自らの裡に丸ごと抱き込む、そうした秀才、奇才を多く輩出した時代の学問の実態、わけても書物の記述・生産法、標本の作成・保存法から窺うことのできるそれは、現代を生きるわれわれの眼に、新鮮かつ、刺激的に映る。
史料・標本のカラー図版を多数収録。博物館工学者の視点から、学術標本(モノ)を出発点とする研究方法の可能性を、あらたに提起する。