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SMの思想史~戦後日本における支配と暴力をめぐる夢と欲望~
河原 梓水
著
発行年月 |
2024年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
403p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784787210586 |
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商品コード |
1038322492 |
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NDC分類 |
367.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年06月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/06/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038322492 |
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著者紹介
河原 梓水(著者):1983年、岡山県生まれ。福岡女子大学国際文理学部国際教養学科准教授。専攻は日本史、サディズム・マゾヒズム・SMを中心とする近現代日本の性文化・思想。共編著に『狂気な倫理――「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定』(晃洋書房)、論文に「現代日本のSMクラブにおける「暴力的」な実践――女王様とマゾヒストの完全奴隷プレイをめぐって」(「臨床哲学ニューズレター」第3号)など。
内容
「奇譚クラブ」などの戦後風俗雑誌や、吾妻新・沼正三・土路草一・古川裕子という作家・思想家に着目し、支配と暴力への多様な欲望を照らし出す。ポルノ小説やエロティックな告白手記を丁寧に読み込み、近代的な人間性をめぐる規範の限界をあぶり出す。