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学びの本質を解きほぐす

池田 賢市  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2021年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 263p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史
ISBN 9784787721044
商品コード 1032869545
NDC分類 370.4
基本件名 教育
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2021年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032869545

内容

校則で「下着の色」は指定できるのだろうか? グローバル化が進む現在、地毛証明書はとんでもなく時代遅れではないのか? いま、学校で行われているこうした事柄は、学校の外で行ったら人権侵害で、時には犯罪として訴えられてもおかしくないことである。ところが、学校という閉鎖された空間のなかでは、すべてが「学力向上のため」というお題目を立てられ、生徒も保護者もこうしたおかしな校則にも声を上げられない。そればかりか、逆に自ら進んで従順に、隷従していくのである。
学校における「評価」で卒業後の生活の多くが決まってしまう現代社会では、みな、なるべく高い値段をつけてもらえるように頑張り、上手くいかなければ非難され、そして傷つき、疲弊していく。
すべてが自己責任であるという間違った道徳的価値を押し付けられているために、その抑圧的な構造を自らが支えてしまっていることに気づかせてもらえない。
もし、そのおかしな構造に気づいてしまったら、その子は「問題のある子」として扱われる。
それが今の日本の「学びの場」で起きていることである。
著者は、この本で一貫して、「学ぶことの権利」について主張している。本来、学ぶということは、誰かにいい評価をつけてもらうためではない。もっと自由で楽しいものであるはずだ。いい「評価」をもらわなければ!と子どもたちを追い詰める「学校教育」の呪いの正体を探る。

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