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どうすればエネルギー転換はうまくいくのか
丸山 康司,
西城戸 誠
編
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
371p,19p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/工学一般/工学一般 |
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ISBN |
9784787721204 |
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商品コード |
1034329876 |
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NDC分類 |
501.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034329876 |
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著者紹介
丸山 康司(編者):名古屋大学大学院環境学研究科教授。専門は環境社会学、科学技術社会論。
主要業績:『環境の社会学』(共編著、有斐閣、2009年)、『再生可能エネルギーの社会化』(有斐閣、2014年)、『再生可能エネルギーのリスクとガバナンス』(共編著、ミネルヴァ書房、2015年)、「『地球に優しい』を問う:自然エネルギーと自然『保護』の隘路」(鬼頭秀一・福永真弓編『環境倫理学』東京大学出版会、2009年)、「再生可能エネルギーの導入に伴う『被害』と『利益』の社会的制御:東京都八丈島の地熱発電事業計画における取り組みを中心に」(宮内泰介編『どうすれば環境保全はうまくいくのか』新泉社、2017年)。
西城戸 誠(編者):早稲田大学文学学術院教授。専門は環境社会学、地域社会学、社会運動論。
主要業績:『フィールドから考える地域環境』第2版(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)、『避難と支援』(共著、新泉社、2019年)、『震災と地域再生』(共編著、法政大学出版局、2016年)、『サミット・プロテスト』(共編著、新泉社、2016年)、『再生可能エネルギーのリスクとガバナンス』(共編著、ミネルヴァ書房、2015年)、『抗いの条件』(人文書院、2008年)。
内容
〈再エネ導入をめぐる問題群を解きほぐす〉
エネルギー転換は誰のためになぜ必要で、どうすればうまくいくのか。
再生可能エネルギーの導入に伴って引き起こされる、地域トラブルなどの「やっかいな問題」を社会的にどう解決していくべきなのか。
現場での成功や失敗から学び、実践的に考える。
〈持続可能な再エネ社会をどうつくるのか——〉
再生可能エネルギーは大量導入の時代を迎えつつある。その一方で、立地地域において摩擦を引き起こしたり、事業計画への賛否が地域社会の分断をもたらすといった種々のトラブルも発生している。
立地地域には固有の事情や社会的文脈がある。関わっている人も異なれば、自然環境や社会状況も多様である。固有性の尊重を心がけ、「公正さ」と「信頼」の構築に向けた試行錯誤を積み重ねることが、問題を解きほぐす可能性を生み出し、持続可能な社会の実現への一歩となる。