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「共生」の都市社会学~下北沢再開発問題のなかで考える~

三浦 倫平  著

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価格 \5,720(税込)         

発行年月 2016年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 462p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/都市・地域・農村
ISBN 9784788514706
商品コード 1020238966
NDC分類 361.78
基本件名 都市社会学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2016年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2016/12/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020238966

著者紹介

三浦 倫平(著者):1979年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。同大学文学部助教(社会学)。専攻は地域社会学、都市社会学。

内容

◆「知らないうちに道路ができちゃった」と後悔しないために  現代の都市は、様々な人々が共に生きる=「共生」の側面が強くなっています。にもかかわらず、社会学はこの問題をあまり重視してきませんでした。本書は、この「共生」の問題をルフェーブルの「都市への権利」などの考えに遡って問い直し、そこにある問題とは何か、どのように解決できるのかなどを、根源から問い直します。その際、具体的な考察の対象となるのが、下北沢という街の再開発をめぐって起きた紛争です。七〇年代以降、独自の発展をしてきたこの街を愛する人々が、行政や企業のやり方に対して、やむにやまれず立ち上がった運動ですが、この町に住む人、地主、商売する人、遊びに来る人など、様々な形で運動に関わる人々へのインタビューを通して、多様な考え方・運動のあることが浮かび上がり、解決への道筋が暗示されます。まだ解決に至っていませんが、理論としてだけでなく、運動の記録としても貴重な、力作です。

目次

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