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動機づけ面接<上> 第3版
ウイリアム・R・ミラー,
ステファン・ロルニック
著
岡嶋 美代,
山田 英治,
黒澤 麻美
翻訳
原井 宏明
監修
発行年月 |
2019年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
18p,398p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患 |
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ISBN |
9784791110025 |
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商品コード |
1029380828 |
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NDC分類 |
493.74 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2019年03月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029380828 |
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著者紹介
ウイリアム・R・ミラー(著者):ニューメキシコ大学の心理学および精神医学の名誉教授。1983年学会誌Behavioral Psychotherapyに掲載された論文と1991年にステファン・ロルニック博士と共著した Motivational Interviewing初版で動機づけ面接を紹介した。嗜癖の予防と治療を研究のターゲットとして成果を積み重ねてきた。なぜ人が変わるのかを明らかにし,その知見は幅広く応用されるようになった。多くの受賞歴があり,ISI(Institute for Scientific Information,科学情報研究所)は世界で引用回数が最も多い研究者のひとりにミラー博士を挙げている。
ステファン・ロルニック(著者):英国ウェールズのカーディフ大学医学部のヘルスケアコミュニケーション学科の教授。精神保健とプライマリーヘルスケアの分野で臨床心理士として長年にわたり働いていた。研究と臨床実践改善のためのガイドラインを公刊し,広い範囲で使われている。ロルニック博士とミラー博士はAmerican Academy on Communication in Healthcare(ヘルスケアにおけるコミュニケーションのアメリカンアカデミー)からエンゲル賞を共同受賞している。
岡嶋 美代(翻訳):東京ビーティーシー代表,BTCセンター東京 心理療法士。専門行動療法士(日本認知・行動療法学会認定),日本動機づけ面接協会理事。2004年熊本大学大学院医学研究科修士課程卒業,修士号(医科学)取得。2005年国立病院機構菊池病院臨床研究部心理療法士。2008年医療法人和楽会なごやメンタルクリニック心理療法士。2018年より現職。訳書に『ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる』(共訳,星和書店),『動機づけ面接を身につける』(共訳,星和書店)などがある。
山田 英治(翻訳):青森家庭裁判所次席家庭裁判所調査官。MINT(動機づけ面接トレーナーネットワーク)メンバー。2000年英国ポーツマス大学大学院で刑事学及び司法心理学を学ぶ。2004年東京家庭裁判所調査官,裁判所職員総合研修所教官。2006年福島家庭裁判所会津若松支部,2009年さいたま家庭裁判所,2012年千葉家庭裁判所,2015年横浜家庭裁判所において主任家庭裁判所調査官として勤務。府中刑務所において処遇スーパーバイザーを務めた。動機づけ面接研修・研究団体チェンジトーク・ジャパンを運営。2018年より現職。訳書に『動機づけ面接を身につける』(共訳,星和書店)などがある。
黒澤 麻美(翻訳):北里大学一般教育部専任講師。慶應義塾大学文学部卒業。1990~1993年英国オックスフォード大学留学。1991年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。帰国後,複数の大学で英語講師として勤務。2005年より現職。訳書:『ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を実践する』(共訳,星和書店),『うつのためのマインドフルネス実践』(共訳,星和書店)など多数。
原井 宏明(監修):原井クリニック院長。精神科専門医,精神保健指定医,日本認知・行動療法学会理事,専門行動療法士(日本認知・行動療法学会認定),日本動機づけ面接協会代表理事。1984年岐阜大学医学部卒業,ミシガン大学文学部に留学。1986年国立肥前療養所精神科医師。1998年国立菊池病院精神科医長,臨床研究部長,診療部長。2008~2017年医療法人和楽会なごやメンタルクリニック院長。2019年より現職。『ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる』(共訳,星和書店)など著書・訳書多数。
内容
いまや世界標準となっているカウンセリング技法のひとつである動機づけ面接(Motivational Interviewing:MI)。本書は,動機づけ面接の開発者が著したガイドブックである。本書は改訂版ではあるが,90%以上書き下ろされており,前版とは重複する部分はほとんどない。MIは当初想定されていたよりも幅広い領域に応用されるようになり,研究の結果,重要な新知識が追加されつづけている。MIをすでに学んでいる方でも,本書を読めば新しい学びを発見できることだろう。