デブリン・P・ゴーバート（著者）：精神科医，病院精神医学（Hospital Psychiatry），カイザー・パーマネンテ（北西部地域），アメリカ，オレゴン州クラッカマス
ニコラス・トールネケ（著者）：個人開業，スウェーデン，シェーピングスヴィーク
ロバート・パーセイ（著者）：王立オーストラリア・ニュージーランド精神医学会会員，ブリスベンACTセンターのセンター長，クイーンズランド大学にて臨床における上級講師（Clinical Senior Lecturer），オーストラリア，ブリスベン
ジョセフィーン・ロフタス（著者）：英国王立精神科医学会会員，グレース公妃総合病院（Centre Hospitalier Princesse Grace）精神医学部門 気分障害部および双極性専門センター（Expert Bipolar Centre）の代表，モナコ
ローラ・ワイス・ロバーツ（著者）：アメリカ精神医学会生涯会員〔Distinguished Life Fellow〕，コンサルテーション・リエゾン精神医学会会員，スタンフォード大学医学部精神医学・行動科学学部において，会長およびキャサリン・デクスター・マコーミックとスタンレー・マコーミック記念教授（Katharine Dexter McCormick and Stanley McCormick Memorial Professor），アメリカ，カリフォルニア州スタンフォード
カーク・D・ストローサル（著者）：ハートマターズ・コンサルティングLLC（有限責任会社），社長，アメリカ，オレゴン州ウィーラー
明智 龍男（監修）：名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 教授。広島県生まれ。精神科医。医学博士。1991年に広島大学医学部を卒業。国立呉病院・中国地方がんセンター，社会保険広島市民病院等を経て，1995年より国立がんセンター研究所支所精神腫瘍学研究部・国立がんセンター 中央病院精神科，2004年より名古屋市立大学大学院医学研究科助教授，2011年より同大学大学院 精神・認知・行動医学分野 教授，現在に至る。日本サイコオンコロジー学会 第二副代表理事。専門は，サイコオンコロジー，コンサルテーション・リエゾン精神医学，緩和医学。
武藤 崇（監修）：同志社大学心理学部教授。公認心理師・臨床心理士。1992年に筑波大学第二学群人間学類を卒業，1998年に筑波大学大学院心身障害学研究科修了（博士〔心身障害学〕；筑波大学）。筑波大学心身障害学系技官・助手（1998～2001年），立命館大学文学部助教授・准教授（2001～2010年）を経て，2010年より現職。ACBS（The Association for Contextual Behavioral Science）の日本支部である「ACT Japan」の初代代表（2010～2014年）を務めた。また，ネバダ大学リノ校客員研究教授として，S・C・ヘイズ博士の研究室に所属（2007～2008年）。2016年にACBSのフェロー（特別会員）となる。『ACTをはじめる』（共訳，星和書店）などアクセプタンス＆コミットメント・セラピー（ACT）に関する著訳書多数。
酒井 美枝（監修）：名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔科学・集中治療医学分野 特任助教
嶋 大樹（監修）：追手門学院大学心理学部 講師
津田 菜摘（監修）：同志社大学心理学部 助教

APA（アメリカ精神医学会）より出版された精神科医のためのアクセプタンス＆コミットメント・セラピー（ACT，アクト）の本が，日本語版でついに登場！
ACTがなぜどのように精神科臨床に有用なのかを解説し，機能的な精神医学の実践について述べる。さらに，実際の精神科臨床におけるACTの実践として外来や入院患者，救急医療などコンサルテーション・リエゾンでの応用について豊富な具体例を示しながら紹介。ACTの治療哲学である「心理的柔軟性」の獲得による支援を精神医療の現場に応用するエッセンスが詰まった極めて実践的な内容。巻末に収載した24もの臨床ツールがACTの実践を後押しする。