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広告の昭和~テレビCMがやって来る!~

竹内 幸絵  著

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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2025年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 400p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784791777198
商品コード 1040448933
NDC分類 674.6
基本件名 テレビ広告-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年08月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2025/07/19、日本経済新聞 2025/08/09、朝日新聞 2025/08/30、産経新聞 2025/11/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040448933

内容

60秒に凝縮された、知られざる白熱の群像劇
図版多数
戦前、国家メディア戦略に加担した「動く広告」。それは戦後になって一転、新しいメディアであるテレビに舞台をうつし、昭和の前衛を牛耳ると同時に、“普通の人々”の心をも掴んでいく。制作したのは時代を先駆けるランナーたち…かれらは広告だからこそ、規制のものにとらわれない冒険ができた。広告の視座から激動の昭和を問い直す、唯一無二の試み。

[目次]
まえがき

第Ⅰ部 「動く広告」の起源
プロローグ:廣告幻燈会という催し
第1章 発掘された「動く広告」
第2章 国家メディア戦略「文化映画」への広告の接近――広告映画にあこがれた原弘と板垣鷹穂

第Ⅱ部 テレビCMの黎明
第3章 テレビ・コマーシャルがやって来る!――一九五〇年代 アニメーションCMの目覚め
第4章 一九六〇年の分水嶺――国家宣伝を継承したグラフィックデザイン

第Ⅲ部 テレビCMの黄金時代
第5章 色彩がCMの世界を拓く――『イエイエ』CMと杉山登志をとりまく時代
第6章 草月アートセンター「饒舌の映像」――広告にとっての一九六八年
第7章 テレビCMに引用された「実験映画」――大林宣彦のテレビ・コマーシャル
第8章 ポスターの広告への帰還――石岡瑛子の卓越と「動く広告」

あとがき
図版出典

[著者]竹内幸絵(たけうち・ゆきえ)
同志社大学社会学部メディア学科教授。サントリーミュージアム[天保山]学芸員を経て現職。専門は広告史、デザイン史、メディア論。単著に『近代広告の誕生―ポスターがニューメディアだった頃』(青土社、2011)、編著に『芸術と社会―近代における創造活動の諸相』(森話社、2025)、『開封・戦後日本の印刷広告―『プレスアルト』同梱広告傑作選〈1949-1977〉』(創元社、2020)、『広告の夜明け―大阪・萬年社コレクション研究』(思文閣、2017)。共著に『大衆文化とナショナリズム』(森話社、2016)、『幻の東京オリンピックとその時代』(青弓社、2009)など。展覧会企画に『20世紀の青春時代―僕たちの生活のルーツが知りたい』展など。神戸大学大学院国際文化研究科修了、博士(学術)。

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