ヨーロッパ・エリート支配と政治文化
森原 隆 著
内容
目次
第1部 エリート支配と政治文化(書き換えを待つヨーロッパの歴史-EU、エストニア、市民の記憶 一八四八/四九年革命後の対抗的政治エリート エリートがつくる・つなぐ近世政治-十六世紀後半のハプスブルク宮廷における顧問(Rat)の役割について 近世都市ケルンにおける「学者が統治する共和政」の誕生 教会改革とナツィオ(国民) 政治エリートとポリス・アテナイ) 第2部 行政エリートと政治文化(一九世紀プロイセン・ドイツの外交官 三十年戦争期スイスの門閥エリート-グラウビュンデンの場合 一四世紀アムステルダムにおける市民的不動産占有-都市行政官発給文書を手がかりとして 中世都市成立期の政治エリート-一三世紀ヴォルムス市における第一協約の意味 カロリング期エリートと所領記述の位相 古代味プトにおける「エリート」) 第3部 学識エリートと政治文化(もうひとつの「宗教改革急進派」-「愛の家」と人文主義エリート 新ストア主義はエリートの「紀律化」に貢献したか-バイエルン公マクシミリアン一世の枢密評議会を例に 一四‐一五世紀チェコにおけるフス派大学教師と王権 アヴィニヨン教皇期における「教権派」の教会理論)
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