大阪遺産
藪田 貫 著
内容
目次
口絵 序 大阪遺産への思い 都市と大阪遺産―なにわ・大阪の文化遺産と都市再生― Ⅰ 「町人の都」と「武士の町」 大坂の武士の営みを伝えたい/「政事」と「文事」―武士たちの大坂―/江戸時代の大坂の位置づけをめぐって―幸田成友・宮本又次と『浪速叢書』― Ⅱ 大阪の学問所 泊園書院と初代院主藤澤東畡―大阪と高松を結ぶ―/藤澤東畡先生のことを君たちに伝える/懐徳堂と泊園書院―私塾が果たした役割と大学― Ⅲ 大阪の都市遺産 大阪の文化力/大阪都市遺産と道頓堀―大阪の劇場大工・中村儀右衛門資料の紹介を兼ねて―/山田伸吉と松竹座―肥田晧三氏に聞く―/明日の図書館・明日の大阪 Ⅳ 近郊の文化遺産 平野屋新田会所跡の語るもの―その意義と課題―/「古くてモダンな家」―吉村家の人びとをめぐる交流―/楠木氏伝承地とは何か―桜井駅跡を中心に― Ⅴ 大阪を離れて 天草で〈周縁〉を考える―フィールドワークの余韻―/徳島の遺産・地域の力―史跡・文化財と歴史資料―/近世日本における儒教と儒葬墓について―徳島藩蜂須賀家の万年山儒葬墓を中心に― Ⅵ ヨーロッパで考える 「都市民」になるということ―半年のルーヴェン暮らし―/「屏風」とヨーロッパ―グラーツ・ローマ・エヴォラ・ライデン―/EUと日本―都市と大学― あとがき
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