丸善のおすすめ度
江戸の町<上> 巨大都市の誕生(日本人はどのように建造物をつくってきたか)
内藤 昌
著
穂積 和夫
イラスト
発行年月 |
2010年09月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
95p |
---|
大きさ |
26 |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/概論・参考図書 |
---|
|
|
ISBN |
9784794217790 |
---|
|
商品コード |
0110079433 |
---|
NDC分類 |
213.61 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
|
書評掲載誌 |
読売新聞 2019/11/03 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110079433 |
---|
著者紹介
内藤 昌(著者):内藤 昌(ないとう・あきら)
1932年長野県生まれ。東京工業大学建築学科卒、同大学院博士課程修了。工学博士。名古屋工業大学名誉教授。愛知産業大学名誉教授。日本都市史・日本建築史を専門とする。日本建築学会賞受賞。名古屋工業大学教授、東京工業大学教授、愛知産業大学学長を歴任。元日本建築学会副会長。江戸の町の建設過程を検証し注目を集めた『江戸と江戸城』(鹿島出版会)をはじめ、『新桂離宮論』(鹿島出版会)『復元安土城』(講談社)『日本 町の風景学』(草思社)など著書多数。
穂積 和夫(イラスト):穂積 和夫(ほづみ・かずお)
1930年東京に生まれる。東北大学工学部建築学科卒業。長沢節氏に師事して絵を学ぶ。松田平田設計事務所を経てイラストレーターに。昭和女子大学非常勤講師。著書に『日本の建築と町並みを描く』(彰国社)『大人の男こそ、オシャレが似合う』(草思社)『絵本アイビーボーイ』(愛育社)『自動車のイラストレーション』(ダヴィッド社)ほか多数。日本風俗史学会会員。
内容
ロンドンやパリを抜いて世界最大の都市だった江戸の町。
自然の地形をたくみに活かした都市づくりから、
独自の文化が花開いた豊かな生活まで豊富なイラストで図説。
江戸の都市計画は、外国でもあまり例をみない、特異なものでした。
自然の地形をたくみに生かしながら、同時に数度にわたって大胆な土木工事を展開し、
現在の東京の基礎となった江戸の町を形づくっていったのです。
上巻では、初期の城下町建設にはじまり、開幕によって江戸が天下一の都市へと成長していくありさま、
そして、明暦の大火によって、江戸城の大天守もろとも町が焼失してしまうまでの、
約70年間を描きます。それはまた、人間の技術力を信じ切って、飽くことなく都市を、建物を
築き続けた江戸の町の人びとが、自然から強烈なしっぺ返しをうけるにいたるドラマでもあります。
この本は、江戸の町がどのような考えにもとづいて計画され、また実際に
どのような町であったかを、はじめてイラストレーションと文でつづったものです。