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いつまでも、いつまでもお元気で~特攻隊員たちが遺した最後の言葉~

知覧特攻平和会館  編
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,320(税込)         

発行年月 2011年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 91p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784794218308
商品コード 1003184825
NDC分類 916
基本件名 太平洋戦争(1941〜1945)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2011年07月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003184825

著者紹介

知覧特攻平和会館(編者):知覧特攻平和会館(ちらんとっこうへいわかいかん)
太平洋戦争末期、陸軍の特攻基地が置かれた知覧に、世界の恒久平和を願って建設された。館内には陸軍特別攻撃隊員の遺品、遺影などの貴重な資料が多数展示されている。

内容

太平洋戦争末期、鹿児島県の知覧をはじめ各地から、陸軍の特別攻撃隊が飛び立ち、沖縄周辺の米軍に突撃しました。
飛行機ごと敵艦に突入するという壮絶な任務に志願したのは、おもに20歳前後の若者たちです。
本書は、33人の特攻隊員の遺書・遺影を美しい風景写真とともに紹介します。
『いつまでも、いつまでもお元気で』という書名も隊員の手紙の一節からとったものです。
再び還ることのない出撃を前に書かれた手紙からは、家族思いの心優しい若者たちの姿が浮かび上がってきます。
親孝行できなかったことを何度もわびる息子。かわいがっていた妹に両親の世話を頼みながら、
「と言っても、できれば早く嫁に……」と気づかう兄。
「人のお父さんをうらやんではいけませんよ」と優しく諭すお父さんもいます。
死を前にした隊員たちの思いやり溢れる言葉が胸に迫ります。
この国のために命を捨てるのだという固い決意と、そこからはみ出す一抹の悲しみが交錯しているのが
多くの手紙から読みとれます。彼らは決して、当時米軍側が考えたような狂信者などではありませんでした。
あの時代、あの戦争についての見かたは人それぞれです。ですが、できることなら、かれらが遺した
あるがままの言葉を受けとめていただければと思います。
戦後につくられたイメージとは異なる、まっさらな時代の肉声とでもいうべきものが、
かれらの手紙のなかには息づいています。

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