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予測不能の時代~データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ~

矢野 和男  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2021年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 331p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/社会心理
ISBN 9784794225115
商品コード 1033025083
NDC分類 361.4
基本件名 行動科学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年06月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/06/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033025083

著者紹介

矢野 和男(著者):矢野 和男(やの・かずお)
株式会社日立製作所フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析を研究。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を超える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサが「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。開発した多目的AI「H」は、物流、金融、流通、鉄道などの幅広い分野に適用され、産業分野へのAI活用を牽引した。のべ1000万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。2014年に上梓した著書『データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』(草思社)が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。

内容

「幸せな職場」だけが、変化に対応できる。

多数の日本企業が参加した「幸せの計測技術」
「組織を幸せに導く技術」の実証実験の成果がここに。
『データの見えざる手』著者による、待望の新著!

[内容より]
◎変化への対応阻む「ルール」「PDCA」の罠
◎幸せな人が多い企業は1株当たり利益が高い
◎「幸せ」をスマホのアプリで計測する方法
◎データとAIは未来予測には役立たない
◎格差拡大の根源はエントロピー増大則にある
◎未知への対応力を育む知恵、東洋古典『易』

世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。
企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。
したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、
実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、
非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。
その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。
これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。
実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、
幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。

今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの
「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、
組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。
いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。
また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、
組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである――。

『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、
個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。

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